2025.12.12就寝時でみた暖かさの目安
こんにちは、アオイホーム株式会社代表の石川です。
１２月１２日です。とても寒い。気温の低さもさることながら北風が体温を奪います。朝のワンちゃんの散歩が日課ですが久々のきつい散歩になりました。
さて、せめて家の中くらいは暖かくありたいものですが何度くらいが暖かいと言えるのか？これは個人差があり答えは出ないと思います。また室温は高くても湿度が低いと室温なりの暖かさは感じなかったり、足元と天井の温度差があると同じく寒く感じてしまいます。
「許容室温範囲は13～29℃と、より低温側に広く、その中でも実生活では夏では高め、冬では低めとなるが、結果として寝床内で身体近傍の温度が 33℃前後になっていれば、睡眠の質的低下はみられないと考えられている。」厚生労働省睡眠指針12箇条より抜粋
お家の中でパジャマでいるときが一番薄着であると思われますが、就寝時快適な環境で寝られるとなると上記の室温が深い眠りにつける適温みたいです。大分幅がありますが、夏と冬があるのでこのような表記になります。冬場で考えた場合１３～２１℃が就寝に丁度良さそうです。
常時エアコンが付けっぱなしという環境なら問題ない（乾燥という問題が出てくる）のですが、寝る前にエアコンを切る場合その暖めた室温が朝方何度まで下がっているのか（冬場の話）？これがポイントになってきます。
ここで一つの目安が使えます。
断熱等級４（省エネ基準）夜エアコンをきって朝方概ね８℃を下回らない程度。１０℃を下回ると白い息がでます。日陰や換気口周りではさらに寒く感じます。
断熱等級５（Ｇ１相当）夜エアコンをきって朝方概ね１０℃を下回らない程度。ＺＥＨ相当の断熱性能。
断熱等級６（Ｇ２相当）夜エアコンをきって朝方概ね１３℃を下回らない程度。ＧＸ志向型住宅が狙えるレベル。
断熱等級７（Ｇ３相当）夜エアコンをきって朝方概ね１５℃を下回らない程度。日本では現状の最高等級の断熱性能となります。
このように就寝時の快適さで見ると断熱等級６あたりの性能が快適と言えるようになるのかなと思います（が、あくまでも目安です！個人差がありますのでご注意ください）。
あともう一つ、健康面からみた室温の目安もあるのですが長くなるので次のＢＬＯＧでアップしますね！
最後までお付き合いありがとうございました。
アオイホーム株式会社 代表取締役 石川和幸
