2025.12.05固定費を下げたい
こんにちは、アオイホーム株式会社代表の石川です。
物価の値上がり、金利上昇などしばらく続きそうですね。先が見えないのですがこうなってくると私たちとしてはいかに固定費を下げるか?という事に頭がいくわけです。これから新築を計画される方は参考にしてみてください。
①高性能住宅
建物の高気密高断熱化を求めることで光熱費を削減することが出来ます。ここ数年夏場はエアコン付けっぱなしという方が増えました。高性能化は間違いなくおすすめです。
②コンパクトハウス
建物は極力小さめに計画。小さい分お掃除の手間も光熱費も抑えることが出来ます。また、評価額も下がるので固定資産税などの節税にもはたらきます。
③オール電化
太陽光、蓄電池など。イニシャルコストも長期にわたる維持費もそれなりにかかるが電気代の節約として考えると大変お得です。売電価格も年々落ちてきていますがそれでもメリットはあります。
④LPガス
オール電化と比較すると給湯代など上がってしまうが維持費がそんなにかからないのが魅力。長期的に考えたときにいざという時にそんなに費用がかからず簡単に復旧するLPガス給湯もお得です。災害に強いのも魅力。
⑤高耐久シーリング
見落としがちなのがこれ(外装に使う防水シール)。一般的なシーリングより耐久性がありますので20年保証にするには必須の材料となります。20年保証内は外壁などのメンテナンスが不要になります。
⑥40年品質外装材
「灯す家」で採用しているサイディング。保証している訳ではないが40年間何もしなくても美観を保つ自信があると言い切っているケイミューの18㎜サイディングになります(こちらも20年保証の対象商材となっています)。防水に問題なければフリーメンテナンスと言っても過言ではない商品ではないでしょうか。
⑦LEDなど省エネ・節水商品を選ぶ
水回りや照明なども省エネや節水タイプを選ぶことで微力ながら日々の光熱費を削減してくれます。ちりも積もればなんとやらですね!あとカーテンも生地を厚めにするなど断熱効果の高いものを選ぶことで省エネにつながります。
⑧省令準耐火構造、長期優良住宅
年々高くなる火災保険料や地震保険料。住宅ローン借りる方は原則火災保険に入るのが前提となるので年々火災保険料が高くなっていることを肌に感じることができます。年々高くというか、爆上がりしています。一昔前は35年間一括という火災保険がありこれが30~40万円くらいで入れましたが、今では5年一括が最長で25万円前後かかっています。省令準耐火構造で火災保険料も割引が効き、長期優良住宅など耐震等級3で地震保険料も割引が効きます。
⑧パッシブ
これは設計側の考えになりますが、太陽の熱や自然の風など電気を使わなくても快適にできるときは自然の力を利用しよう!吹抜けや軒の出など設計で工夫して省エネの家にしようという考えです。
江戸時代のお家は地球にやさしいお家だったんでしょうね。でもあの頃にはもう戻れません。
最後までお付き合いありがとうございました。
アオイホーム株式会社 代表取締役 石川和幸

